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初音ミクライブ「SNOW MIKU LIVE! 2018」会場で実証実験を実施!―来場者が“リアルタイムを楽しむための仕組み”多数―

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クリプトン・フューチャー・メディア(以下「クリプトン」)は、2018年2月9日(金)・10日(土)に開催する、初音ミクのライブ「SNOW MIKU LIVE! 2018」(http://snowmiku.com/2018/live_ticket.html)の会場で、様々な実証実験を行うことを決定致しました!

以下、詳細をご紹介致します!


 

 

「SNOW MIKU LIVE! 2018」は、冬の北海道を応援するフェスティバル「SNOW MIKU 2018」の一環としてZepp Sapporoで行う、初音ミクたちバーチャル・シンガー出演の3DCGライブです。今回、来場者が“リアルタイムを楽しむための仕組み”として、会場内で多様な技術を用いた実証実験を致します。

そのひとつとして、クリプトンが開発した“音楽にあわせてリアルタイムで3DCGキャラクターを歌い踊らせることができる技術”「R3」をライブ演出の一部で使用。初音ミクの3DCGモデル「17model」も本公演にあわせてブラッシュアップ致しました。これに加えて、会場の音や照明光などの反応情報を取り込み、ステージ上のキャラクターにリアルタイムで反映させる試みも実施。その時だけのステージを演出致します。

また、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」)の技術「TextAlive」による歌詞が動くアニメーション映像(歌詞アニメーション)と、音楽を3次元コンピュータグラフィックスで彩る「Songrium3D」もライブの背景映像として登場致します。

さらに、産総研が研究開発した、多数のスマホやPCを音楽に連動させることができる新技術「Songle Sync」と、富士通株式会社(以下「富士通」)が提供する「MEC」とのコラボレーション企画「Songle Sync × MEC」も実施致します。開場からライブ開演までの入場・待機時間に、スマホで会場BGMと映像のリアルタイム同期が楽しめるサービスの実証実験を行います。
*特設Webページ: http://events.ongaaccel.jp/snowmiku2018/

体験のためのアクセス情報はライブ会場入口でポストカードとして配布致します。ポストカードに記載されている会場専用Wi-Fiに接続後、QRコードをスマホで読み込むと、会場BGMのビートや盛り上がりに合わせてスマホの画面に様々なCGアニメーションが表示されます。来場者それぞれのスマホに一斉に同じ演出がリアルタイムに同期して表示されることで、会場での一体感を楽しむことができます。
※スマホを充電してご参加下さい。

 

本実証実験では「MEC」システムをPCサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY」に構築し、本来はインターネット上にある「Songle Sync」の特別版を産総研が「MEC」システム上に移植することで、「Songle Sync × MEC」企画用のシステムを構成致します。そして、会場に構築した専用Wi-Fiネットワークに「MEC」システムを接続してサービスを提供することで、来場者が各自のスマホでリアルタイムに同期されるCGアニメーションを楽しめる仕組みとなっております。

「MEC」の技術により、会場内に限定した形での高品質なサービス提供の検証を行います。また、富士通のWi-Fiソリューションを用いて、来場者のアクセス数に合わせてWi-Fi環境を動的に制御する実証実験も同時に行います。


上記のように「SNOW MIKU LIVE! 2018」では、各所と協力しながら多様な実証実験を実施致します!なお、本公演は、No Maps実行委員会の後援のもと実施致します。

来場者に、その時だけのよりリアルな体験や新たなサービスをお楽しみ頂けるよう、今後も様々な創造的研究開発と取り組みを行って参ります。本件に関するお問い合わせ、創造的研究開発のご相談は以下までお寄せ下さい!

 

【お問い合わせ先】
クリプトン・フューチャー・メディア 創造的研究開発担当

 

【参考資料】

■初音ミクとは
クリプトンが開発した、歌詞とメロディーを入力して誰でも歌を歌わせることができる「ソフトウェア」です。大勢のクリエイターが「初音ミク」で音楽を作り、インターネット上に投稿したことで一躍ムーブメントとなりました。「キャラクター」としても注目を集め、今ではバーチャル・シンガーとしてグッズ展開やライブを行うなど多方面で活躍するようになり、人気は世界に拡がっています。
*公式サイト:http://piapro.net/

■「SNOW MIKU LIVE! 2018」(スノーミクライブニセンジュウハチ)とは
冬の北海道を応援するフェスティバル『SNOW MIKU 2018』の一環としてZepp Sapporoで行う、初音ミクたちバーチャル・シンガー出演の3DCGライブです。
<開催概要>
2018年2月 9日(金)|昼公演 開場13:00/開演14:00、夜公演 開場18:00/開演19:00
2018年2月10日(土)|昼公演 開場13:00/開演14:00、夜公演 開場17:00/開演18:00
*ライブ詳細ページ:http://snowmiku.com/2018/live_ticket.html
*フェスティバル公式サイト:http://snowmiku.com/2018/

■R3(アールスリー)とは
リアルタイム3DCGコントロールシステムの略称。クリプトンが開発した音楽にあわせてリアルタイムで3DCGキャラクターを歌い踊らせることができる技術です。その場でリアルタイムにキャラクターの動きや歌声を操作し、観客の反応や生演奏のタイミングにあわせてキャラクターを動かすことが可能です。
*公式サイト:http://r3system.net/

■Songle Sync(ソングルシンク)とは
Songle Syncは、産総研が研究開発をして一般公開している大規模音楽連動制御プラットフォームで、多数のスマホやパソコンを音楽に連動させることができる新技術です。今回は、専用の演出が表示される特別版を会場内のサーバで提供しますが、通常版はいつでもどこでも無料で使えるので、ぜひお試しください。周囲の方々と一緒にスマホやパソコンでアクセスすれば、好きな音楽を再生しながら一斉に変わるアニメーションを楽しめます。動画配信をせずに映像を自動生成する仕組みにより、通信量も小さく抑えられています。
*特設Webページ: http://events.ongaaccel.jp/snowmiku2018/
*公式サイト:http://api.songle.jp/sync

■TextAlive(テキストアライブ)とは
TextAliveは、産総研が研究開発をして一般公開している歌詞アニメーション制作支援サービスです。パソコンでアクセスして無料で利用でき、piapro(ピアプロ)などにある楽曲と歌詞を選んで演出スタイルを選択するだけで、歌詞が動く映像を手軽に制作できます。
*公式サイト:http://textalive.jp

■Songrium3D(ソングリウムスリーディー)とは
Songrium3Dは、産総研が研究開発をして一般公開している音楽視聴支援サービス「Songrium(ソングリウム)」の一機能で、楽曲のビートや楽曲構造(サビ区間など)を自動解析した結果に基づいて、音楽を彩る視覚的な演出を自動的に生成して表示することができます。パソコンでアクセスして無料で利用でき、好きな音楽を再生しながら楽しめます。
*公式サイト:http://songrium.jp/map/3d/

■MEC(メック)とは
Multi-access Edge Computingの略称。移動通信網などにおいて、お客様により近い位置にサーバやストレージを配備する仕組みで、ネットワークの遅延低減や負荷分散によって、多くの人々が集まる大規模イベントなどにおいても安定したサービス提供を可能にする、5Gの時代に活躍が期待される技術です。

■No Maps(ノーマップス)とは
No Mapsは、毎年10月に札幌市内で開催するクリエイティブ系ビジネスイベントです。札幌の街中を舞台に、音楽フェスや映画祭を開催するほか、先端テクノロジーのカンファレンスやビジネスワークショップ、実際の街中を使った実証実験、異ジャンルのクリエイター✕エンジニアの出会いのためのミートアップパーティなど、数多くのイベントを同時開催します。今年10月のイベント詳細は、公式サイトでチェックしてください。
*公式サイト:https://no-maps.jp/