お知らせ

札幌オープンデータを活用した観光支援アプリコンテスト 『Sapporo Heat Map』が最優秀賞!

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昨年開催し本プログでもご紹介しました『「みんなで作る札幌観光アプリ「アイディア・ハッカソン/アプリコンテスト」』、2015年11月2日(月)~2016年1月22日(金)期間中に『Sapporo Open Data App Challenge 2015(アプリコンテスト)』が開催され、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社は共催として参加しています。

表彰式を兼ね、2016年3月8日(火)札幌センチュリーロイヤルホテルにて、『札幌オープンデータシンポジウム「オープンデータで拓く観光・スポーツサービスイノベーション」Sapporo Open Data App Challenge 2015 表彰式』を開催、シンポジウムをはじめ、オープンデータを活用した観光に役立つアプリコンテストの優秀作品の紹介、またオープンデータ活用におけるディスカッションが行われました。弊社代表取締役社長伊藤も、アプリコンテストの審査員として参加させて頂きました。


※オープンデータ(Open Data)とは
特定のデータが、一切の著作権、特許などの制御メカニズムの制限なしで、全ての人が望むように利用・再掲載できるような形で入手できるべきであるというアイデアである。wikipediaより


【審査結果】
<< 最優秀賞(1作品) >>
アプリケーション名: Sapporo Heat Map / アプリケーション制作者: オープンデータ学園
http://www.sapporo-heatmap.com/map.html

Sapporo Heat Mapは、初めて札幌を訪れる人でも、どこに行くか簡単に決められる直感的観光地発見ツールです。地元の人にとっては当然でも、初めて来た人はなにがあるのかわからない。その街で、どこが一番賑やかな場所なのか? 遠くても見るべきところのある観光地は? Sapporo Heat Mapはそんな情報を見つけるための手助けをします


<< 優秀賞(2作品) >>
アプリケーション名: みちコレ / アプリケーション制作者: さくさくパブリックス
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.publicrelations.android.visionfamily.pippi.location&hl=ja

個人で楽しむランニングコース、観光協会が作成する観光マップ、車や鉄道で長距離を移動するスケールの大きなものから日常密着型の徒歩散策まで利用シーンはさまざまです。“みちコレ”が他の地図アプリと異なるのは「地図を他の人と共有」できることです。自分が作成した小さな地図が、他の誰かに利用され、成長し、多くの人を楽しませる大きな地図になっていきます。

アプリケーション名: [iOSアプリ] 札幌ローカルマップ / アプリケーション制作者: 渡部陽太
https://itunes.apple.com/jp/app/zha-huangofurainmappu/id1073404453?mt=8

この札幌ローカルマップは地図の表示、現在地の測位にインターネット通信を必要としないiOSアプリです。札幌の地方という意味の「ローカル」と、地図データがアプリ内に存在する「ローカル(データ)」を掛けたアプリの名前です。


<< 特別賞(2作品) >>
アプリケーション名: TAGCAM – ハッシュタグ自動生成カメラ – / アプリケーション制作者: BIY UNITED
https://play.google.com/store/apps/details?id=qw.foll.tagcam

観光スポットでの写真撮影後、インスタグラムへ投稿する際に添付するハッシュタグを、観光スポットのメタ情報(碑文に書かれているような情報で予めテキストデータ化されているもの)から自動生成するようにしました。これにより、このアプリを使って撮影すると、皆同じハッシュタグで、インスタグラムに投稿できます。また、ハッシュタグを予め知らなくても、その観光スポットに投稿された写真を検索できます。

アプリケーション名: SAPPORO OMIKUJI / アプリケーション制作者: Shishamous
http://app.linkdata.org/run/app1s1278i

“Get Your Lucky Place in Sapporo!!”日本には古来から「迷った時の神頼み」という文化があります。何を見に行こうか迷っている観光客の方のために、おみくじを引いて選べるアプリを作りました。訪日外国人の方にも、せっかくなので日本の伝統・文化に触れて頂きながら観光を楽しんで頂きたいと思っています。


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ハッカソン・アイディアソンを通じアプリコンテストを開催、約2ヶ月の期間で21作品が集まり、審査の結果、5つの作品が賞として選ばれました。これだけの短期間で「札幌の観光を支援できるアプリケーション」が出来上がることはとても素晴らしく、また参加してくださったアプリケーション制作者のみなさまおつかれさまでした。また受賞者のみなさんおめでとうございます!

弊社としても、行政及び民間が提供される地域オープンデータを活用し、推進協議会さまと協力し合い、地元のコミュニティが、より便利なまちづくりを促進できる為の取組において、引き続き、応援・支援活動を行っていきたいと考えています。