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第10回 札幌国際短編映画祭 クリプトン・ベスト・サウンド・アワード トロフィー作製

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2015年10月7日(水)〜12日(月・祝)に開催された第10回札幌国際短編映画祭にて、弊社から優れたサウンドの映像作品に贈る「クリプトン・ベスト・サウンド・アワード」の受賞作品が10月11日に発表されました。今年度の受賞作品は、『不思議の国 -スボティカ』です。受賞作品には、トロフィーと副賞を進呈させて頂きました。

 

<CRYPTON Best Sound Award / クリプトン・ベスト・サウンド・アワード>
Subotika-Land of Wonders/不思議の国 -スボティカ
directed by Peter Volkart
music by Sedjanka

 

毎年クリプトン・ベスト・サウンド・アワードでは映画製作に使える?トロフィーを制作しており、本年度は「字幕配列をデコードしてセリフに置き換える映画製作ツール」を制作しました。その名も Helpless-Hooper “JiMaDEC” です。

CFMサウンドアワードトロフィー2015

“JiMaDEC”は円形のレール上をLED表示部が移動できる構造となっており、レール内に入り両サイドの取っ手を持ちフラフープの要領でLED表示部を回転させます。LED表示部は8個のLEDが縦1列に配置され、回転位置により点滅パターンを変え残像により文字列を表示します。表示文字はクリプトン・ベスト・サウンド・アワード受賞作品名の”SUBOTIKA”です。

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“JiMaDEC”は残像文字表示に加え、回転スピードによって異なる効果音をレール本体に搭載されたスピーカより出力します。回転位置と回転スピードは可動LED表示部に搭載された6軸モーションセンサで判定し、BLE(Bluetooth Low Energy)でレール本体にデータ転送され一周ごとに回転スピードに対応した効果音を出力します。さらにレール本体上部にはLEDテープが巻かれており、BLEの通信状態や可動LED表示部の位置やスピードに応じ点滅します。

アワード授賞式の際には本トロフィーで残像文字表示の実演を行い受賞作品の発表を致しました。無事????受賞作”SUBOTIKA”の発表を終え、会場にお越しいただいたピーター・フォルカート監督にトロフィーをお渡しすることが出来ました。

また副賞としまして弊社が運営するサウンド配信サイトSONICWIREの取扱効果音サンプルパック30,000円分を進呈させて頂きました。

 

クリプトン・ベスト・サウンド・アワードは今年で7回目となります。以下は過去に制作したトロフィーです。
2014年「ギリジン」 2014年「ギリジン」

2013年「影武者」

2012年「自律歩行窯テスタロッサ ラ・クレームピザ906」

2011年「電気鳩 – iGeon4S -」

2010年「天国1号」

2009年「-聽覺アンプMA没有- Heddle」

 

札幌国際短編映画祭 2015公式HP>>

2015年アワード 詳細ページ>>